23番 小田原城
北条五代の栄華を支え、難攻不落を誇った名城
時代の変化に対応できず小田原評定で開城、滅亡の憂き目に
徳川の世では関東最前線の要衝箱根を守護する重要な役目
江戸期は東海道有数の城下町、宿場町としても大層な賑わい
再建された天守を見上げながら往時が偲ばれる
由緒
登城記
- 登城日
- 2014年 5月 9日
- いい天気だったのでどうしようかと思ってたところで思い立って登城
- 交通
- 小田原駅から徒歩10分
- 以下雑記
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小田原駅東口から見た小田原城
駅を出るとすぐにお城が見えます
駅近なので思い立ったところで決行しました
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二の丸東堀
駅から歩いていくとここに出ます
幅は最大で40mだとか
城の大きさを感じさせます
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東堀にかかる学橋
昔はなかったそうです
駅から来るとここから城内に入ることになります
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学橋をわたったところが二の丸御殿跡
藩主の居館や行政を行う政庁があったところ
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二の丸から本丸へのアプローチ
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常盤木門
石段を上ると現れます
本丸の正門です
そばにあった巨松になぞられてこの名が付けられそうです
1971年に復興されました
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本丸御殿跡
徳川将軍家の旅宿
1633年 家光上洛時に建設
1703年 地震火災で焼失
その後再建なしとか
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天守閣への石垣でできた階段
江戸時代の姿も同じだったそうです
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天守閣からの展望
石垣山(笠懸山)方面
突然の一夜城を見てどう思ったか?
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天守閣から見た小田原駅
近いのでよく見えました
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銅門へ
二の丸の正門にあたるもの
大扉の飾り金具に使われた銅から銅門の名前になったとか
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銅門は1997年に再建されました
そのときに参考にした土塀模型と礎石です
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銅門広場には小田原市天然記念物のビャクシンもあります
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銅門を抜けると枡形に
枡形から振り返った銅門
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枡形を出て住吉橋を渡って馬屋曲輪へ
馬屋曲輪から見た銅門方面
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御茶壺曲輪から見た住吉橋、馬屋曲輪方面
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馬屋曲輪から馬出門を通って外へ
馬出門、内冠木門、土塀で囲む枡形門の構造になっています
2009年に復元されたものです
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二の丸平櫓
ちょっと小ぶりな感じ
予算の関係で、関東大震災前まで現存していた櫓の 1/2 の大きさで復元されたとか
1935年のことで、ここから小田原城の復元整備が始まったとも言えるので感慨深い
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報徳二宮神社
1894年 二宮尊徳翁の教えを慕う報徳社の総意により翁を御祭神として創建
江戸時代に小峯曲輪と呼ばれた地にあります
この地が造成されたのは北条氏の時代だそうです
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馬屋曲輪から見えていた立派な建物
なんだろうと思って確認しにいったら小学校でした
1995年に完成した校舎だそうで数々の賞を受賞しています
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外郎家
お城近くの1号線沿いにあります
中国時代を含めると2000年以上、小田原に来ても500年の家系だそうです
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帰り道に小田原駅近くの北条氏政、氏照墓所にお参り
右から氏政夫人、氏政、氏照の五輪塔
五輪塔の前には、ここで氏政、氏照が自刃したと言われる生害石
当主氏直もつらかっただろうな
なお、氏照の墓(供養塔)は八王子城跡近くにもあります
城跡概略
- 所在地
- 神奈川県小田原市城内6-1
- 最寄駅
- 東海道線 小田原駅
- 開城時間
- 9:00~17:00
- 9:00~18:00/6~8月の土日・祝日
- 登閣料
- 410円/天守閣単独券
- 600円/天守閣と歴史見聞館との共通券
- 100名城スタンプ
- 天守内
- ホームページ
- 小田原城