駐車場、有料でした
宿からも近く歩けばよかったかな
さすが温泉地、場内に温泉機械室がいくつかありました
駐車場から境内階段に向かう参道
短い通りの両側は土産物屋さんです
境内への階段、急です
階段横に、長楽寺古跡の石碑
長楽寺は別所三楽寺の1つも1714年焼失後再建されず
この辺りにあったんですね
他の三楽寺は安楽寺と北向観音本坊の常楽寺です
階段を登った上の境内にある手水舎
ここの水は温水で別所温泉の源泉が湧きだしているとのことです
ただこの日はほんとに寒くそれほど暖かさは感じられませんでした
境内には雪が残ってましたし階段の上り下りも要注意状態でした
札所観音堂と額堂
札所観音堂には享保年間に篤信者が奉納した秩父三十四観音が安置されてます
額堂は庶民が願いを込めた絵を奉納し掲げた絵馬堂です
江戸時代には絵の展示場のような場所だったようです
額堂に安置されている仁王像
今は絵馬堂としての役割は薄いようです
護摩堂(不動堂)
1983年再建とのことです
この再建が堂宇整備の一区切りだったようです
温泉薬師瑠璃殿とその前の北原白秋歌碑
温泉薬師は 行基菩薩 創建との伝説も
だとすれば北向観音創建より古く、さすが信州最古の温泉との由縁も感じられます
この堂宇は典型的な懸造りですね、31番笠森観音 を思い出します
北原白秋は1923年に別所温泉に家族と数日間滞在して162首の俳句を詠んだそうです
かしわや本店
温泉薬師瑠璃殿にほぼ隣接してます
川口松太郎の「愛染かつら」はここの宿で執筆されたそうです
鐘楼と愛染カツラ
以前の梵鐘は江戸時代のものでしたが戦争中の金属供出の憂き目にあったそうです
今の梵鐘は戦後に開かれた長野の平和博覧会に出陳されたものです
善光寺とのご縁もありここに納められたとのこです
傍らに立つのは天然記念物のカツラの大木、愛染カツラ
愛染堂
堂内には本尊の愛染明王がお祀りされてます
この愛染堂とカツラの大木に着想を得て名作「愛染かつら」が生まれました
今やこの地は恋愛成就のパワースポットとされているようです
二組の夫婦杉
夫婦杉は元々二本だった木が寄り添い根を一つにしたものです
ここもパワースポットでしょうね