坂東三十三観音巡り - 安楽寺
源範頼所縁の寺
この地の地名も御所
古くから地域に溶け込み穏やかな中にも風格を感じさせる寺
仁王門、本堂、三重塔どれも300年以上の歴史が刻まれてます
他の坂東三十三観音の寺伝から推察すると730年あたりか?
実際は範頼の死後、その子の範円がこの地に居館を構えるようになり、範円もしくはその子孫が建立?
駐車場から参道を歩くとすぐに石造りの左右の金剛力士像が迎えてくれます
参道を歩いていくとすぐにちょっとした階段の上に仁王門が見えてきます
仁王門の左右で寺院を護る朱塗りの仁王像
観音堂の右には吉見観音
高さ3mの露座の阿弥陀如来坐像です
200年以上前(1790年)に鋳造されたものとのこと
観音堂の岩殿山、補陀洛の額
補陀洛は観音様がお住まいになる霊地ですね
野荒しの虎、左甚五郎作です
堂内奥の欄間に透かし彫りされてます
この虎が彫刻から抜け出して夜な夜な畑や家畜を荒らして困ったそうです
慈光寺 夜荒しの名馬、龍正院 木彫りの馬 にも同じ伝説があります
三重塔
400年近く前の江戸時代寛永年間の建立
立派です
でも再建前の三重塔は倍以上の高さだったとか...すごい
太子堂
聖徳太子を祀った堂です
忠霊塔
鐘楼
本堂の裏にあります
八起地蔵尊
へこたれないで頑張ります
趣のある蓮池もあります
奥に見えるのが納経所
帰りに参道横で名物の厄除け団子をいただきました