関東の古寺とその歴史

坂東三十三観音巡り - 長谷寺

4番 海光山 長谷寺(長谷観音)

大仏様と並んで観音様として慕われる鎌倉でも人気のお寺

坂東三十三観音霊場よりは鎌倉長谷観光の目玉

黄金色に包まれた高さ10mのご本尊の迫力、荘厳さは圧巻

海光山の山号のとおり境内見晴台からの海の眺望が素晴らしい

紫陽花の季節は散策路に群生する40種2500株が見事な景観

観光客で参道から境内まで休日ともなれば大変な賑わい

由緒

創建
736年 藤原房前徳道上人を招請して開山
本尊
十一面観音菩薩

大和長谷寺の観音像と同じ1本の霊木から造られたものと言われる

寺歴
1342年 足利尊氏 金箔を寄進し本尊修復
1392年 足利義満 それまでには無かった本尊光背を奉納
1607年 徳川家康 寺院再興

参詣記

参詣日
2013年6月19日
交通
3番札所の安養院田代寺から徒歩

途中八幡宮一の鳥居近くで昼食をとり、由比ヶ浜を楽しみながら歩いて参詣

以下雑記

大賑わいの長谷寺門前

弁天窟(出口)

洞窟内には弁財天、童子像が壁面に彫られていました

弘法大師がこの洞窟に参籠したとの言い伝えもあり

和み地蔵

癒されます

卍池 - 池の形が卍になっています

「卍」は吉祥の印

地図記号ではお寺の意味-お寺のいろいろなところにこの印が使われていたからとか

カギ型が逆ですがナチスのハーケンクロイツに使われ負のイメージが漂うようになったのは残念

千体地蔵

短い一生を終えた子供たちを無事に極楽浄土に導く願いが込められたもの

観音堂

この中に黄金色に包まれた高さ10mの観音様が

納経所もこの中にあります

見晴台からの眺め

鎌倉の海が一望

眺望散策路の待ち時間

紫陽花の季節は眺望散策路に入るには整理券が必要

眺望散策路

紫陽花が見事

散策路途中には千手観音様も

散策路からの眺望

長谷寺の後、成就院に

ここも紫陽花と眺望が素晴らしい

寺院概略

所在地
神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
最寄駅
江ノ島電鉄 長谷駅
納経時間
(夏)8:00~17:00
(冬)8:00~16:30
拝観料
300円
ホームページ
長谷寺
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