関東の古寺とその歴史

坂東三十三観音巡り - 杉本寺

1番 大蔵山 杉本寺(杉本観音)

鎌倉最古の寺

鎌倉時代に火災が起きた時に、ご本尊三体が自ら庭内の大杉の下に火を避けられたので、 それから「杉の本の観音」と呼ばれたということです

何故、杉本寺が1番札所なのでしょう? 坂東三十三観音公式サイトによれば、坂東三十三観音が開始されたのは、 源頼朝が将軍であった頃、その気運が起こり、実朝(1192~1219)のときに機が熟して制定されたとあります。 鎌倉幕府将軍家の深い観音信仰を受けて、鎌倉の寺院を始めに札所の番号を定めたようです。 鎌倉最古の寺院を1番に持ってきているのも理解できます。

由緒

創建
734年 光明皇后 の御願により、藤原房前、行基菩薩によって建立
本尊
十一面観音3体
前立本尊 十一面観音 源頼朝公寄進
寺歴
1189年 堂宇焼失
1191年 源頼朝により再興

参詣記

参詣日
2012年4月21日
交通
この日は瀬上池から天園ハイキングコースから瑞泉寺を経由して参詣
帰りはバスで鎌倉駅へ
以下雑記
会社に縁のあった方々と、ときたまウォーキングをしています。 この日もそうした中での一日で天園から鎌倉への道筋の中に杉本寺があったということで参詣しました。 メンバの中に納経帳を持っている方がいて、ご朱印をいただいているのを見て、いい機会だからと他の人と一緒に納経帳をいただきました。 坂東三十三観音巡りを始めるきっかけです。気長に巡ればいいかなという気持ちです。

寺院概略

所在地
神奈川県鎌倉市二階堂903
最寄駅
JR鎌倉駅
納経時間
8:00~16:30
ホームページ
杉本寺
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