関東の古寺とその歴史

坂東三十三観音巡り - 光明寺

7番 金目山 光明寺(金目観音)

金目川沿いにたたずむ、ややこじんまりとしたお寺

平塚八景に金目川と観音堂ということで選ばれている

春には観音堂は金目川堤の桜にとけこみ一幅の絵になるという

「かないの観音」、「お腹ごもりの観音」とも言われ、安産祈願のお堂として広く信仰をあつめている

由緒

創建
702年 道儀上人により創建

潮汲みの海女が金目川河口で観音像(聖徳太子御作?)を感得 → 観音様が夢枕に立ち、「かない(家内)に祀れ」と言う → 当時金目をカナイと言ったので、「かない(金目)に祀れ」と思い金目の地に小庵を構えていた道儀上人のもとに持って行く → 道儀上人 観音様を祀る観音堂建立(かないの観音と呼ばれる由縁)

本尊
聖観音菩薩 行基菩薩御作
寺歴
732年前後 行基菩薩 聖観音像を刻み、その胎内に海女の観音像を安置(お腹ごもりの観音と呼ばれる由縁)
1192年 北条政子 安産祈願し、無事、実朝を出産
1498年 観音堂再建

参詣記

参詣日
2013年4月20日
交通
小田急 東海大学前駅から 徒歩40分程度

駅前のラーメン屋さんで昼食、その後、歩き始めたら小雨が降りだしてちょっと気分落ち込み

以下雑記

仁王門

正面入り口です

仁王門と梵鐘

境内から振り返って見たころになります

銅鐘は神奈川県の重要文化財

仁王門には大きなわらじが奉納

水琴窟

綺麗な音が響きます

金目観音の石碑

歓喜堂

霊験あらたかな歓喜天(秘仏)の他に弁財天、毘沙門天、大黒天も祀られてます

文殊普賢菩薩堂

文殊菩薩普賢菩薩は 釈迦如来の左右の脇侍ですね

観音堂

神奈川県指定の重要文化財

納経所

金目駅-バス停です

ここから平塚駅に、駅でSuica定期の再発行手続きをすることに

寺院概略

所在地
神奈川県平塚市南金目896
最寄駅
東海道線 平塚駅 → 神奈中バス 金目駅
小田急線 東海大学前駅
納経時間
(夏)8:00~17:00
(冬)8:00~16:30
inserted by FC2 system