関東の古寺とその歴史

坂東三十三観音巡り - 西明寺

20番 獨鈷山 西明寺(益子観音)

陶芸の街、益子の山里に佇む古刹

叢林の中の楼門、三重塔、本堂は見事

往時の格式を感じさせる

ただ真新しい庫裏と歴史ある境内伽藍とのギャップが印象的

もうひとつの益子観音、観音寺との違いにも注意

由緒

創建
737年 行基菩薩 により開山
本尊
十一面観音菩薩
寺歴
806年弘法大師 来山、法相宗の僧に岩屋に幽閉されるも独鈷で難回避

独鈷山の山号の由来となる

参詣記

参詣日
2015年7月13日
交通
北関東道 桜川筑西IC からクルマで30分程度
以下雑記

駐車場

かなり広々としています

他に停めているクルマはありませんでした

休憩所兼納経所

まずはここで御朱印をお願いしてから境内へ

帰りに納経帳をいただきます

楼門への参道

周りは県指定天然記念物の椎林叢です

楼門(国指定重要文化財)

1492年建立です

三重塔(国指定重要文化財)

1538年建立です

本堂に掲げられた寺号額

堂内の厨子は国指定重要文化財です

閻魔堂

1714年建立です

堂内には笑い閻魔(ちょっと不気味)

閻魔王地蔵菩薩の化身と言われています

弘法大師堂

鐘楼堂

1722年建立です

高野槇

1209年 当時の本堂修復記念に植えられたとのことです

北関東でこれほどの巨木になるのは珍しいとか

県指定の天然記念物です

慈母観音像

1978年建立です

寺院概略

所在地
栃木県芳賀郡益子町益子4469
最寄IC
北関東道 桜川筑西IC から30分程度
納経時間
4月~10月 8:00~17:00
11月~3月 8:00~16:30
ホームページ
普門院西明寺
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