25番 武田氏館
甲斐国守護武田氏の領国経営の本拠地「躑躅ヶ崎」の館跡
戦国大名の館としては屈指の規模だったという
最強武士団を誇った武田氏も時代の流れの中で瓦解していく
最後はここ躑躅ヶ崎も捨て去り再起を期すも滅亡の憂き目に
今は往時の面影を多少なりとも残し武田神社となっている
祭神は戦国最強の名将信玄公
周囲には有力家臣の居館跡も多数明示されている
整然と整備された城下町だった往時に思いを馳せる
由緒
登城記
- 登城日
- 2014年12月10日
- 交通
- 甲府駅から徒歩30分
- 以下雑記
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甲府駅からの途中、ちょっと寄り道して信玄公の墓へ
信玄公は死後3年を経て恵林寺で葬礼埋葬されました
その間死を隠しここに葬られていたと言われています
ここには県指定天然記念物のヤツブサウメがあります
1つの花に8つの実をつけるそうです
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武田神社の前では発掘調査が行われていました
躑躅ヶ崎館の敷地は武田神社境内以上だったんでしょう
当時の姿の新たな一端がいろいろ分かるといいですね
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正面入口
神社ですが、立派な石垣が威圧感を持って迫ります
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周囲は堀に囲まれてます
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拝殿
神社ですね
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武田水琴窟と姫の井戸
生活の場所でもあったことが感じられます
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甲陽武能殿
能舞台様式の神楽殿です
鎮座90年を記念しての2009年の造営だそうです
躑躅ヶ崎館の時代にも当然能舞台はあったでしょうね
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西曲輪
信玄公の長男義信の居館があったところです
今川義元の娘を娶りましたが謀反の罪で自害させられました
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西曲輪の北側の枡形虎口
虎口の南門跡と外側から見た枡形虎口と土橋
この辺りは武家の館の雰囲気がよく感じられます
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御屋形様の散歩道
虎口から出ると散歩道が整備されてます
信玄公も歩いていたんでしょうか
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大手門周辺ゾーン
ここが戦国時代の正面玄関に当たるところだったそうです
史跡武田氏館跡保存整備事業の第1期として整備されてます
整備事業は第4期まで計画もあるようです
武田氏館も今後さらに整備されていくことでしょう
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宝物殿
スタンプはここで
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境内から神橋、参道方向
そう言えばこの入口は神社造営時に造ったものです
こうした眺めは信玄公の時代にはなかったんですね
城跡概略
- 所在地
- 山梨県甲府市古府中町2611
- 100名城スタンプ
- 武田神社 宝物殿
- 開館時間
- 9:00~16:30(宝物殿)
- 休館日
- 無休
- ホームページ
- 甲斐 武田神社