日本の名城とその歴史

日本100名城巡り - 甲府城

25番 甲府城

甲府駅に隣接する整備された城址公園

大規模な石組み、石垣が見事

徳川政権の重要拠点としての威容が感じられる

別名舞鶴城、由来は天守閣の姿からというが...

天守閣の存在は疑問とされている

ただ天守台はしっかり残されており

富士山、南アルプスなど

天守台跡からの眺望は素晴らしい

由緒

築城
1583年 徳川家康の命により平岩親吉が築城を開始
歴代主要城主
羽柴氏、加藤氏、浅野氏、徳川氏、柳沢氏
変遷
1590年 羽柴秀勝城主となる(家康関東へ移封)
1591年 加藤光泰城主となる
1593年 浅野長政、幸長 城主となる
1603年 徳川義直 城主となる(城代平岩親吉)
1616年 徳川忠長城主となる
1678年 徳川綱豊城主となる
1705年 柳沢吉保が甲斐国を受領、城主となる
1724年 柳沢吉里が大和郡山へ転封、天領となり甲府勤番を設置
廃城
1873年 廃城
復元整備
1968年 県指定史跡となる
1990年 舞鶴城公園整備事業に着手

登城記

登城日
2014年12月10日
交通
甲府駅から徒歩3分
以下雑記

甲府駅南口を出てすぐ左に向かうとすぐに登城口です

この先に稲荷曲輪があります

稲荷曲輪の先に稲荷櫓があります

この曲輪にはお稲荷さん(庄司稲荷)があったそうです

なのでこの名前がついたんですね

稲荷櫓は綺麗に復元されたもので中に入れます

スタンプはこの中で

稲荷曲輪から見た本丸方向と天守台

甲府城の大きさがよく感じられます

鍛冶曲輪からみた本丸

石組、石垣の壮大さに圧倒されます

鍛冶曲輪の一画には石切場の跡が

この辺りは岩山だったんですね

稲荷曲輪門

稲荷曲輪と鍛冶曲輪をつなぐ門です

1999年に復元されました

本物は明治初年まで残っていたそうです

遊亀橋から

ここが公園の正面入口だとか

鍛冶曲輪門

鍛冶曲輪門から鉄門へ

鉄門

天守曲輪から本丸への入口になります

2013年に復元整備されました

1875年に壊されて以来のお目見えです

門の内部も公開されてます

内松陰門

ここから本丸が一番近いかな

本丸と天守台

天守があったかどうかは疑問のようです

天守台から望む富士山

山手渡櫓門

中央線を割った先にあります

今は線路で分断されてますがここも甲府城内

2007年に歴史公園として復元整備されました

山手門

山手渡櫓門へ通じてます

山手渡櫓門と合わせて山手御門と呼ばれてます

サドヤワイナリー

山手御門からちょっと行った先にあります

ワインセラーの見学と試飲ができます

城跡概略

所在地
山梨県甲府市丸の内1-5-4
100名城スタンプ
舞鶴公園内 稲荷櫓
開館時間
9:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日
曜日(祝日は開館)、祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日)
ホームページ
甲府市/甲府城
inserted by FC2 system