日本の名城とその歴史

日本100名城巡り - 鉢形城

18番 鉢形城

綺麗に整備されただだっ広い芝生の公園のような感じ

土塁中心で築かれており石垣もなく築かれた地形を楽しむ城跡

荒川の断崖に護られた大規模な堅城だった往時は感じられる

ただ最後は北条氏崩壊の引き金となる落城の憂き目に

難攻不落も豊臣の大勢力の前には無力を見せつけられる

城の概念が変わっていく時代を思うにはいいところか

由緒

築城
1476年 長尾景春により築城
歴代主要城主
上杉氏、北条氏
変遷
1478年 太田道灌長尾景春を攻め落城、主君の上杉顕定が入城
1564年 北条氏邦が入城
1590年 豊臣、徳川連合軍に包囲され1ヶ月の篭城戦の後に開城
廃城
北条氏邦落城後、再興されることなく廃城に

登城記

登城日
2014年 7月 8日
圏央道が開通し横浜から関越方面が近くなったので
交通
関越道花園ICから15分程度
以下雑記

まずは鉢形城歴史館へ

大きな駐車場があります

入館は有料(\200)

展示内容はいまいちかな

スタンプはここで

歴史館から外曲輪方面へ

土塁がよく残ってます

三の曲輪方面へ行く途中、きれいな渓流を渡ります

渓流を渡るとカタクリ群生地

その先にエドヒガンの桜

町指定の天然記念物

土塁がよく残ってます

二の曲輪の前の馬出

大きな城だっただろう雰囲気が感じられます

三の曲輪の復元四脚門

このあたりよく整備されてます

四脚門の先の復元石積土塁

三の曲輪

広々としてます

三の曲輪の遺構

石組排水溝と井戸

復元四阿

このあたりは伝秩父曲輪

三の曲輪と二の曲輪の間の堀

土塁の城ですね

二の曲輪

ここも広々としています

伝御殿曲輪

この地域はあまり整備されてません

伝御殿曲輪から本曲輪への道

本曲輪との段差がよくわかります

本曲輪

林になってます

奥の一段高いところから撮ってます

ここは本丸のような建物があったのかも

裏側は荒川の断崖で堅固さを誇ってます

本曲輪には田山花袋の碑があります

歴史館への戻り路にまたきれいな渓流をわたります

城跡概略

所在地
埼玉県大里郡寄居町鉢形2496−2
100名城スタンプ
鉢形城歴史館
ホームページ
鉢形城歴史館
inserted by FC2 system