17番 金山城
すばらしい石積み、石敷きが残る山の中の城
日の池、月の池など神秘性も漂う
さすが新田氏の一族により築かれた北関東の堅城
何度も攻められながらもすべて耐え抜く
開城の憂き目に遭うのは北条氏による謀略
その北条氏の滅亡とともに落城、廃城に
その後は風雨にさらされ石垣も崩落し土に埋もれいく
近年復元整備にあたった現地の熱意にあらためて感銘
由緒
登城記
- 登城日
- 2014年 7月 8日
- 交通
- 鉢形城からクルマで1時間程度
- 以下雑記
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金山城跡入口
クルマで駐車場に到着する直前にあります
駐車場から歩いて戻ることになります
歩いて戻ってもそれほど時間はかかりません
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登城道
整備されたなだらかな尾根道で本城まで15分程度
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西矢倉台下堀切
尾根を断ち切って曲輪を防御する施設
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途中の展望
尾根道でところどころ視界が開けます
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基壇状石積みと石敷き通路
石の城らしい雰囲気が出てきます
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物見台とそこからの景色
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月の池
長い籠城に耐えられるよう生活水を確保するための貯水池
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大手虎口の入口
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大手虎口の中
奥の実城へ向かう道を護った一大防御拠点
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大手虎口全景
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日の池
長い籠城に耐えられるよう生活水を確保するための貯水池
古来から水が出る場所で水にかかわる祭祀を行った聖地だったとか
豊富な水で長期籠城可能な堅城を見せつける威圧効果を狙ったとも
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大手虎口南上段曲輪の井戸
日常生活では池の水ではなくこうした井戸を使っていたんでしょうね
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南曲輪の休憩所
百名城スタンプはここで
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南曲輪には百名城の碑と地形模型も
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実城頂上(新田神社)に向かう道
途中金山の大ケヤキが
樹齢800年と伝えられ太田市指定の天然記念物です
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実城頂上の新田神社
創建は明治になってからの1876年
祭神は新田義貞公
明治になり義貞はじめ南朝側の諸将は朝廷の忠臣として再評価されたんですね
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クルマを停めた金山モータープール
本城の実城に対して尾根沿いのこの辺は西城というそうです
なので西城駐車場とも
駐車スペースは約30台で無料です
ここに停めて金山城跡、新田神社散策は約1.5時間くらいだったでしょうか
城跡概略
- 所在地
- 群馬県太田市金山町40-98
- 100名城スタンプ
- 本城南曲輪の休憩所
- ホームページ
- 金山城跡