64番 松江城
天守三層目の千鳥破風の美しさから、別名、千鳥城
400年以上の歳月を経て現存する天守閣が見事
築城の名手、堀尾吉晴が5年の歳月をかけて完成
人柱伝説も残り築城には相当の苦労も
城下に残る武家屋敷群とともに江戸時代の面影を伝える
観光名所でもある史跡
由緒
登城記
- 登城日
- 2013年11月28日
- 急に冬になったようで、厳しい寒さの日
- 天気が目まぐるしく変わり霙混じりの雨が時々降る中の登城
- 山陰地方の初冬特有の天候でしょうか
- 交通
- 米子空港からレンタカーで
- 駐車場
- 無料の島根県物産観光館に
- 登城後お土産と地酒(美味しかった)を買いました
- あまり広くないので観光シーズンは厳しいかも
- 以下雑記
-
まず堀尾吉晴公が迎えてくれます
堀尾吉晴は実家の近くの出なので故郷に思いをはせると少し親近感を感じます
-
なぜか鎧姿の武者が
-
馬溜にある井戸跡
-
二の丸に向かう石段
復元された太鼓櫓が乗る石垣が見事
-
二の丸の2001年に復元された中櫓と南櫓
南櫓の復元はただ1枚残されていた当時の写真によるもの
今もまったく変わらない写真に写る石垣から櫓のかたちを計算し見事に往時の姿が再現できたそうです
-
二の丸の松江神社
御祭神は徳川家康公、松平直政公、堀尾吉晴公、松平治郷(不昧)公
-
本丸に向かいます
-
入城券を買って本丸に入るとこの姿が見えます
-
天守閣5層最上階の望楼式からの眺め
東南西北
雲が多く寒かった不安定な天候でした
-
下城は北の門から
-
北の門を出て水手門あたりから
-
変わった名前のぎりぎり井戸、馬洗池の隣にあります
ぎりぎりというのは頭のつむじ、頭頂のことです
深く掘った底が頭頂に似た形になったところからついたとか
石垣の工事中に頭骨が出て来たことも関係しているようです
-
帰りは塩見縄手を通って
お濠と老松、武家屋敷の並びが往時の城下のたたずまい、風情を感じさせてくれます
城跡概略
- 所在地
- 島根県松江市殿町1-5
- 開城時間
- 4月1日~9月30日 8:30~18:30
- 10月1日~3月31日 8:30~17:00
- 登閣料
- 550円(JAF20%割引:440円)
- 100名城スタンプ
- 天守内
- ホームページ
- 松江城